2019年08月31日
探究的な学びとともに、日本語を母語と第二言語としての英語を重視した学びが重視されています。探究×バイリンガル=バイリンガルスクールとして、インターナショナルプリスクールからさらに進化した令和時代のバイリンガルスクール。その学びと教習言語に新たな意味を持ち始めています。
東京都中野区に新しくバイリンガルスクールをオープンさせたのが、アオバジャパン・バイリンガルプリスクールだ。
▼ アオバジャパン・インターナショナルスクールの公式インスタグラムより引用。
『アオバジャパン』と言えば、東京都練馬区にあるアオバジャパン・インターナショナルスクールを思い浮かべる人が多いだろう。
▼ 目黒区にある目黒キャンパス。公式インスタグラムより引用。
アオバジャパン・バイリンガル・プリスクールも同じアオバジャパンの運営だ。
アオバジャパンは、東京都練馬区光が丘にある幼稚部、小学部、中学部、高等部と国際バカロレア一貫校のインターナショナルスクールを運営しているが、幼児園として積極的にバイリンガルスクールを展開している。
幼児園として展開してるのが開講しているのがアオバジャパン・バイリンガルプリスクールグループだ。
アオバジャパンの特徴として、国際バカロレアの取り組みが挙げられる。
アオバジャパンは、著名コンサルタントの大前研一氏が率いる株式会社ビジネス・ブレークスルーの経営になってから、一気に国際バカロレアの教育理念に舵を取った。
▼ 国際バカロレア機構も、国際バカロレアのDPで学んだ卒業生の一人として宇宙飛行士の星出彰彦氏を讃える。国際バカロレア機構の公式インスタグラムより引用。
文科省の国際バカロレア200校計画を始め、国際教育の潮流に乗ったアオバジャパンは、インターナショナルスクールを中核に幼児園では『バイリンガルスクール』路線を選び始めた。
▼ 東京都中野区に中野キャンパス新設のお知らせより引用。
1歳から6歳の幼児を対象に、世界標準の幼児教育カリキュラムをベースとした日本語と英語のバイリンガル教育と、探究型のアクティブラーニングを提供する計画
(株式会社ビジネス・ブレークスルーIR資料より引用)
インターナショナルスクールを運営するアオバジャパンがなぜ、バイリンガルスクールを幼児で展開するのか?
編集部では、その理由を分析してみた。
早速、結論から。
1.待機児童のいる地域
2.探究学習のニーズ
3.国際教育ニーズ
4.タワーマンションとパワーカップル
アオバジャパンが幼児園として、バイリンガルスクールを展開する地域を分析すると上記の4点が導き出される。
東京都中央区晴海、東京都港区芝浦、東京都新宿区高田馬場、東京都中野区南台。
人口が増加し、タワーマンション、なおかつパワーカップルのいる地域に的を絞って展開をしているのがわかる。
中野キャンパスでは、説明会も開始。
9月04日(水)16:30~17:30 @ 新高円寺 (light side cafe)
9月07日(土)09:30~10:30 @ 代々木公園、八幡 (9+/NINE)
※いずれも質疑応答含め、所要時間は約1時間程度。
アオバジャパン・バイリンガルプリスクールと幼児園は、園名を変えたのか。
そこには、バイリンガルの意味をインターナショナルスクールとして掘り下げてきたアオバジャパンならではのノウハウがある。
バイリンガルスクールの「バイリンガル教育」のコナーで、編集部が注目するのが「正しい日本語の習得」という文章だ。
▼ どれだけ自発的に伝えたいことを伝えられるかを重視したアオバジャパン・バイリンガルプリスクール。
正しい日本語の習得に加え、毎日のネイティブ教師との時間を通じ、語学吸収力に優れる幼児期に、一生にわたり役立つ語学力と異文化理解力を身につけていきます。
探究テーマに連動し、好奇心がある内容に英語で取り組むことを重視します。
3歳からは、1日を1つの言語で過ごす1日イマージョンは、インタナショナルスクール一貫校を運営するアオバジャパンが日本の幼児教育に出した答えひとつの答えといえる。
探究的な学びと母語と第二外国語としての英語。
そのひとつがバイリンガルスクールだったといえる。
東京都世田谷区の駒沢公園、林試の森公園に2校同時にバイリンガルプリスクールをオープンさせたのが、HILLOCK Bilingual Kinder School だ。
インターナショナルな環境で自然と人にたっぷりふれあう。 先進の学びに触れ、一歩踏み出す経験をするヒロックバイリンガルキンダースクール。
▼ インスタグラムは、姉妹校のキッズアイランドより引用。
3~6歳児向けの幼児園として、目黒校、駒沢校を開園したヒロック。
下記の時間帯で説明会を開催す。
目黒校では、9/18(水)、10/16(水)、11/13(水)いずれも15:30~
駒沢校では、9/11(水)、10/9(水)、11/6(水)いずれも15:30~
ヒロックの特徴は、2~3歳児向けのプリスクールは「キッズアイランド(目黒、駒沢、砧公園)」で展開し、3〜6歳児はバイリンガルキンダーとなること。
▼ Face Bookから説明会の参加申し込みができる。
探究型バイリンガル幼稚園 Hillockキンダースクール説明会(2020年4月期)
https://www.facebook.com/events/390078131697956/Event in Meguro, Tokyo, Japan by Hillock Bilingual Kinder School on Wednesday, September 11 2019
これまでプリスクールを15年近く経営してきた堺谷氏。
プリスクールのキッズアイランドを運営してきた堺谷氏は、日本語母語の生徒にとってプリスクールを運営してきた1つの結論といえる。
▼ インスタグラムは、姉妹校のキッズアイランドより引用。
探求的な学びとともに、日本語を母語と第二言語としての英語を重視した学び。
探究×バイリンガル=バイリンガルスクール
令和時代のバイリンガルプリスクールは、その学びと教授言語に新たな意味を持ち始める。
バイリンガルプリスクールの新たな時代は、令和と共に幕を開けたばかりだ。
この記事の記者
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、日本経済新聞やフジテレビホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。
早稲田、晴海、芝浦、三鷹に中野が新キャンパスに加わる。