ホライゾンジャパンインターナショナルスクール
幼稚部から高等部まで230名が学ぶホライゾンジャパンインターナショナルスクール。
国際認定組織であるWASCとCISから認定を受け、カリキュラムは1年生から10年生(高校1年相当)までは、イギリスのケンブリッジのカリキュラムを採用しています。
生徒の国籍は、30カ国以上から構成され、年度によって変わります。
現在、国籍の分布では、日本が約40%、トルコ約10%、アメリカ約10%、韓国約10%、その他となり、合計30カ国の国籍を持つ生徒が学んでいます。
「本校は、無宗教のインターナショナルスクールです。そのためイラン人、イスラエル人、バングラデシュ人、インド人、パキスタン人など多様な宗教を持つご家族がお子様を通わせています」と入学担当のセリムさん。
校舎と教室
現在の校舎は、小中高のメインキャンパスと幼稚部の2キャンパス。
生麦駅から丘を登った先にありますが、多くの生徒が東急東横線の菊名駅とJR京浜東北線の鶴見駅からバスを使っています。
駅から少し遠いのが難点でした。
そこで、同校の理事会は、保護者とともに新キャンパスについて準備を進めてきました。
神奈川県、そして横浜市の協力があり、2018年9月に横浜駅から徒歩10分の旧横浜シティーエアターミナル跡地に新キャンパスが建築されることが決まりました。
「この度、横浜市などの協力を得て新キャンパスの建築へ進みますが、地域住民の方の協力なしには進みません。
地域の方にご支援されるように準備を進めていきたい」と入学担当のセリムさん。
今回、同校の理事会で正式に決定しました。
しかし、開校までにはさまざまな協力が必要なようです。
「校庭が狭く、運動会も近くの小学校の協力してもらい、開催してきました。
今回の新キャンパスでは、ラボなどの実験室など専門科目の教室を充実させていく予定です。
また、校庭も大きくなります」とセリムさん。
新校舎建築で、さらに専門科目の教室が増える計画のようです。
楽しみですね。
新校舎予定地
Bingマップのスクリーンショットを編集部が記入
運河沿いの白い建物が旧横浜シティーエアターミナル跡地。
運河と緑に囲まれているのがわかりますね
Bingマップのスクリーンショットを編集部が記入
写真の右側が新キャンパス予定地の旧横浜シティーエアターミナル跡地。
横浜の運河沿いにあります。
ここに4,500平方メートルの2階建の校舎が計画されています。
これにより生徒数は、700名前後まで受け入れることが可能になります。
写真の中央には横浜駅が見えます。
横浜駅から徒歩で通えるため、多くの生徒が通いやすくなります。
カリキュラムと大学志願方法
カリキュラムは1年生から10年生(高校1年相当)までは、イギリスのケンブリッジのカリキュラムを採用しています。
11年生(高校2年相当)からは、国際バカロレアのディプロマ資格課程(DP)で学びます。
ほとんどの生徒がディプロマ課程で学び、大学志願もディプロマの点数で志願しています。
それ以外の生徒は、SATを受験し、大学に志願していきます。
2015年度は、UCサンタクルーズのロボティクス学科、テンプル大学、カナダのブリティッシュコロンビア大学などに進学しています。
2016年度は、オーストラリアのサザンクロス大学のサイエンスティーチング、テンプル大学経済学部、上智大学、メカニカルエンジニアニングなど。
2015年度より国際バカロレアのディプロマ資格を取得した卒業生がでました。
現在のところ卒業生は、同校に途中編入してきた生徒であり、10名前後が卒業していきます。
2016年度は、SATのReasoning Testを受けた2名が満点の2400点を取得しました。
理数系に強い
同校を見学して気付くのが、理数系に力を入れていること。
数学、物理、化学、科学、プログラミング、ロボティクスなど理数系に強いこと。
同校の卒業生も現在のところ半数近くが理数系の専攻に進んでいるのが特徴です。
ロボティクスも取り組んでいます。
理数系分野を強化していることが伝わってきます。
「今回、さらに数学を強化するために以前の勤務先の学校で、数学オリンピックを率いてきた教員に就任してもらいました」とセリムさん。
新キャンパスでは、理数系を含め、専門科目の教室を増やす計画が進んでいます。
実験室にある3Dプリンターも出番が増えそうですね。
入試について
同校に入学したいと考えた場合、どのような試験があるのでしょうか?
セリムさんに訊いてみました。
「幼稚部は英語のレベルチェックがあります。
3年生までは英語力の試験があります。
3年生から6年生までは、英語に加えて算数の試験があります。
6年生以降は、英語と数学と理科の試験を実施しています」と入学担当のセリムさん。
同校の特徴は、中学・高校相当の6年生以降は、英語と算数の他に理科の試験があること。
理数系に強いスクールにしたいという同校の考えが、選抜方法にも反映されています。
おすすめポイント!
お子さんに国際バカロレアの探究的な学びで国内外に活躍する人物になってほしいと考えるご家庭。
また、海外の大学で理数系を専攻する可能性があるお子さん、ご家庭にオススメです。
そう思うご家庭にすすめたいのが、ホライゾンジャパン。
国際バカロレアの探究的な学びと理数系に強いスクールです。
お問い合わせ
〒230-0077
神奈川県横浜市鶴見区東寺尾1-38-27
オープンキャンパス、入学説明会、 手続き等についてはお電話、メールにて、お気軽にお問い合わせください。
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FAX:045-584-1946
電話受付時間:平日10:00~17:00
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http://jp.horizon.ac.jp/index.html
■こちらも参考にしたいですね。
「世界で使える大学志願資格」国際バカロレア(International Baccalaureate)とは、世界中を転勤する家庭の子どもが、大学に進学できるように国際的に認められる大学志願資格を作ろう!という動きから生まれました。世界的な転勤族の子どもの教育を考えて生まれたと考えるとわかりやすいですね。
イギリス式の教育課程を採用しているインターナショナルスクールをまとめました。代表的なブリッティシュスクール・イン・東京から歴史のある聖ミカエルインターナショナルスクール。代々木インターナショナルスクール、ホライゾンジャパンインターナショナルスクールです。
国際バカロレアは、国公立・私立・インターナショナルスクールの三つどもえ?
http://istimes.net/articles/799国際バカロレアは、広島と東京が熱い?国際バカロレアは、国公立・私立・インターナショナルスクールがそれぞれ異なる言語で実施しています。なかでも広島はインターナショナルスクール、私立、公立と人口280万人の都市ながら国際教育に積極的です。また、東京は国立、公立も国際バカロレアコースを設置。全国に普及するか、が注目です。
インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。